土地1㎡・2152万円、路線価発表

先日71日、国税庁より平成2511日の路線価が発表されました。 

 

『路線価日本一は28年連続で東京・銀座の文具店「鳩居堂」前。前年と同じ1㎡当たり2,152万円!』

 

この時期になると、新聞やニュースで取り上げられているこちらの話題。

これを見て「土地は高いなあ」と感じた方も多いのではないでしょうか。

 

ですが、そもそも路線価とは何なのか、ご存知ですか?

 

< 路線価とは? >

贈与税や相続税を算出する為の指標です。

各道路に面する地域の「1㎡あたりの土地の評価額」のことを言います。

路線価(単位:千円)に土地の面積(㎡)をかけて、相続税や贈与税の評価額を算定します。

 

※「山野楽器銀座本店が1位」と、3月頃に話題になる「公示地価」とは別の指標です。

公示地価とは、土地取引の適正な価格を算出する為の指標です。

 

25年は前年比1.8%下落し、5年連続で路線価は下落。しかし、都市部の路線価は上昇しています。

 

<参考> 

・埼玉県最高値(大宮駅西口駅前ロータリー)

平成24年 2,220,000円 / 平成252,250,000

 

・野原税理士事務所前(北区土呂町2丁目)

平成24年 210,000円 / 平成25210,000

 

路線価が上がると土地の評価額が上がり相続税・贈与税も増額します。

特に都市部にお住まいの方は、自宅の土地がいくらだと評価されるのか、

知っていたほうがよいかもしれません。


税制改革がなされ、相続税大増税と言われています。

早めの対策が節税の効果を大きく発揮します。

 

国税庁/財産評価基準書(路線価はこちらで閲覧できます)

http://www.rosenka.nta.go.jp/

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